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コラムブログ外壁塗装・リフォーム

破風板の下塗りについて

先日、戸建てのお客様の破風板の塗装を始めようとしたときの話です・・・・
高圧洗浄が終わった後に足付け作業(清掃ケレン)を始めようと思って、破風板を触ってビックリしました。

と、云うのは当初御見積で現地診断に行ったとき、いつもは手で触ってチェックをしているのですが今回は、合成樹脂or1液ウレタンの黒が退色してグレーっぽくなっていると安易に判断してしまい下塗りは、シーラーで御見積しておりました。

しかし、触ってといいますか、近くで見て驚きました!

まさかのグラファイトでした。
グラファイトという塗料は鉄部専用の塗料なので、窯業系サイディングに塗られることはまずあり得ないのですが、やはり現場塗装は何が起こるか分かりません。

この業界ですと「建物は人が造っているので、普通は・・・」なんて言葉は通用しないときがあります。

理由は、全ての職人の知識や技術・・・いわゆる技能が違うから・・・ハウスメーカーの業者さんの中には建物にいろんなやってはいけない事しまっている業者さんもいるのです、残念なことに。

さて、清掃作業が終わったら、目地の補修です。

これも、本来有るべき手順でシーリングを打っていればこの様な切れ方にはならないのですが・・・・

シーリング工事完了!

ここから、下塗りです。
下塗りの前に、有る部分にある材料で捨て塗りを施してありますが、技術的な内容なので、省いています。

結局、シーラーはやめて違う下塗り剤に変更して塗りました。

もちろん、変更する理由や変更する塗料の違い等は、お客様にご説明してから塗装していますのでご安心ください!

弊社では代表である私がしっかりお客様へご説明を差し上げています。
気になることがあればいつでもご連絡をお待ちしております。